引っ越しの繁忙期

引越し時期には繁忙期がある

やはり、新生活と同時に新居に引越しをするという人が多いため、引越しの時期には繁忙期というものがあります。
転勤族の多い地域の場合には、繁忙期には毎日のように引越しのトラックを見かけるという地域もあるほどです。

繁忙期に引越しをすることになると多くの人たちが業者に依頼をするために、すぐに希望日が埋まってしまいます。
そこで、少しでも希望日に引越しを可能にするためには繁忙期や人気の時期を確認しておき、それを避けるようにしたり早めに予約をするようにしたりということが必要です。

引越し業者の繁忙期

最も引越しが多くなるのが新年度のタイミングになる２月末から４月の中旬までです。
この時期はとても多くの人が引越しをするために、相場費用も倍額ほどになりますし、予約もすぐに埋まることが多いです。

引越し業者もたくさんの依頼件数に応えることができるよう、アルバイトを大量に雇って対応をしています。
しかし、それでもまかないきれないくらいの依頼があることも多く、引越しがたてこむと荷物の搬出入が夜になってしまうケースもあります。

もちろん、転居の閑散期というのもあります。
１月、６月、11月、12月といった時期は引越しをする人が少なくなる時期でもあるので、希望通りの日の希望時刻に来て対応をしてもらうことが可能です。
値引き交渉が成功しやすい時期でもありますし、引越し業務も正社員のみで行ってもらうことができることも多いです。

とはいえ、閑散期であっても引越しを希望する日というのは固まりやすいものです。
やはり、引越しをして翌日からすぐに新生活を始めるというのは大変です。
そこで、多くの人は荷物の搬出入を行って翌日に荷解きを行ってから新生活が始められるようにと連休初日や土曜日は引越しを選ぶことが多いです。

新生活の始まりということで暦を気にするという人もいます。
大安に引越しをしようとすると平日になるケースも多いので決して多くはありませんが、大安が土曜日・日曜日・祝日となるときにはやはり希望者が増えることが多いです。

引越しを閑散期に行うことのメリット

多くの引越し業者が閑散期に引越しをする方が費用を割り引いてリーズナブルに対応をしてくれます。
これは仕事を分散させるためにも、閑散期に少しでも利益を上げるためにも多くの企業が行っているサービスです。

しかし、それ以外にも閑散期のうちにきちんと人材育成をして繁忙期にしっかりと対応ができるスタッフを育てようという考えもあります。
業者としても、仕事がないのにスタッフを抱えていると人件費のロスにもなりますから、閑散期には少々利益が低くなっても引越しを請け負ってくれる業者が多いのです。