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トラブル回避のためのマナー

日常生活を送る上での近所つきあいからトラブルが起こることも割と良くある話です。
最近は近所付き合いが薄くなっている傾向もありますが、ちょっと意識を変えるだけでも近所付き合いはとても楽になりますし、トラブル回避にもなります。
では、どのようなことに気を付けるのがいいのでしょう。

挨拶は必ずするべき

近所に暮らしている人同士ですから、挨拶は気持ちよくすることが基本です。
人間関係を円滑にするためにはやはり相手の出方を待つのではなく自分から挨拶をするのがいいでしょう。
知らない人に挨拶をするのかと言う気持ちもあるかもしれませんが、そういうことは一切思わずに自然に挨拶をすることを心がけましょう。

仮に自分が知らないと思っていても、相手は自分のことを知っているかもしれません。
それが目上の人だとしたらどうでしょうか。
近所に住んでいて自分のことを知っているはずなのに相手にされなかったらいい気持ちにはならないでしょう。
そういったことを踏まえて、どのような状況であっても自分から積極的に挨拶をしていくことが大切なのです。

知らない人達のコミュニティーの中に入るのは中々勇気のいることです。
引越し先の地域の人達も新しい住人はどんな人物なのか気になることでしょう。
そんな中、挨拶をするだけでも印象はとてもよくなります。

人の数だけ正解がある

近所付き合いというのは、地域に住んでいる人の数だけ正解があります。
ですから、自分がアウトと思うようなことをされているとしても、多少のことでも許すことを考えるとトラブルを避けることができます。
また、相手や状況をしっかりと見極めることによってもトラブルを未然に防ぐことができます。

ゴミ出しについては地域ごとにルールがありますから、引越したばかりの時は特に注意が必要となります。
また、洗濯物はなるべく人目が気にならない場所に干すことを考えることと、布団を干すときには埃が舞うため干す場所には十分に気を付けましょう。
ガーデニングに関しては常にきれいにして周りに虫などの被害が及ばないように気を付けましょう。

騒音や臭いは思った以上に周りに伝わることがあります。
隣人に対して迷惑をかけていないかどうかはきちんと確認しておきたいところです。

ベランダや庭で作業をするときには特に注意したいところです。
また、地域の活動に関しては迷うことなく参加することをおすすめします。
もしも地域の役員を頼まれたら快く応じるといいでしょう。
もしも近隣の住人に苦情がある場合、直接伝えることはせずに第3者を通じて行った方が後々関係が悪くならずに済みます。

マンションの共用部分での振る舞いについて

もしもマンションに住んでいるのならば、共用部分の振る舞いについても知っておくといいでしょう。
例えば、同じマンションの住人がベランダでタバコを吸っている、廊下に自転車を置いているといった行為を見たことがあると思います。
実際はマンションの共用部分ですが、それを専用部分と誤解している人が多いのが現実です。

共用部分は廊下、階段、エレベーター、ロビー、駐車場といった部分であり、これらはマンション住人が分け隔てなく使うことができる場所なのです。
こうした場所では、他の住人に対してできる限りの配慮をするのがマナーとされており、お互いが気持ちよく利用できるようにするために譲り合いの精神を持つといいでしょう。
中には明らかにマナー違反をしているという方もいるかもしれませんが、そうした方に対しても大人な態度で接して上げることが大切です。