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住民票を移すメリット・デメリット

引越し先で住民票を移すことは必ず必要なのか

引越しをするとなればたくさんの手続きが必要になります。
水道、ガス、電気の開通は新しい場所での生活に支障をきたすので必ず必要になります。
しかし、人によっては住民票を移すべきなのか否かで迷うことがあります。

例えば、大学生の限られた時間だけ一人暮らしをして実家に戻るというケースや、家の建て替えのために短期間だけ他の場所に住むといった場合には住民票を移す必要がないのではないかと思うのです。
そこで、ここでは様々なケースにおいて住民票を移す必要の有無やメリットとデメリットについて紹介をしていきます。

住民票を移すメリットとデメリットとがある

基本的には引越しをすれば、住んでいる場所が変わるので住民票は移さなければなりません。
作業としては、転居をしてから14日以内に新居のある地域の役所に転入届を出し、住んでいた地域に転居届を出します。

この作業については、家族で1年以上住むことになるならば移しておかないと生活の中で様々なことで困ります。
子供がいる家庭であれば、自治体のサービスが受けられなかったり、学校の書類関連でトラブルが起きたりしますし、市民税の支払いでも困ることがありますから、住民票を移すことは必須です。
このような場合には住民票を移すことでのデメリットは考えられないのですぐに移すようにしましょう。

それに対して、移さない方が良いという場合があります。
これは特例に当てはまりますが、例えば夫からの暴力が原因で子供といっしょに母親が家を出て来たようなケースは住民票を動かすことによって今いる場所が夫にわかってしまう可能性があるので、移すことが賢明ではない場合があるのです。

とはいえ、住民票を移さないとなると子供が手当てを受けられなかったり、行政サービスを受けられなかったりする不安があります。
そこで、住民票を移しても開示請求ができないようにすることもできますし、一時的に住民票を動かさずに新住所での自治体サービスを受けるという特別措置を撮ってもらうこともできます。
また、このような状態の場合には役所に相談をしてベストな方法を取ってもらうのが望ましいです。

子供がいる家庭では早めに移した方が良い場合が多い

子供がいる場合は幼稚園や保育園、学校関連の手続きが必要ですし、手当ての申請も必要です。
早めに手続きをしなければ受けられないサービスもありますから、手続きを早めに行った方が望ましいケースが多くあります。

また、保育園の問題については待機児童も多く、少しでも早く手続きを進めたい案件です。
手続きをスムーズに進めるためにも転居と同時に転入手続きをして保育園の希望を出すようにしましょう。