賃貸の解約や手続き

新しく住む場所が決まったら引越しの準備を始めることになりますが、この時、賃貸であれば解約を行う必要があります。
では、この時どのような手続きを踏むことになるのでしょう。

退去の連絡はいつ行う

部屋を退去するとき、いつまでに連絡をする必要があるのかですが、これは賃貸借契約書に書かれていることがほとんどですから、まずはこれを確認しましょう。
一般的には１ヵ月前までに連絡するようにすることとなっています。
例えばいきなり引越しが決まった場合、１ヵ月前の連絡はできなかったけども１週間もすれば新しいマンションに転居することになるという場合には、その月はもちろん、来月分合わせて２ヵ月分の家賃を払わなければならない可能性があります。
月途中の解約であれば、日割り計算をしてくれるところもありますが、賃貸の中にはそれが認められないところもありますから、事前に確認をして一番損の無い日に照準を合わせて退去するといいでしょう。

退去の連絡は誰にするか

もしも管理会社が管理しているのならば、そこに連絡をするのが一般的です。もしもそれで連絡先が分からないのであれば、大家さんに連絡を取ってみるといいでしょう。
退去日についての相談ができるのならば大家さんに直接話をしてみると少しくらいのわがままも聞いてもらえるかもしれません。
ただし、管理会社から大家さんに連絡をするなと言われている場合は連絡は控えた方がいいでしょう。

家賃を必要以上に払わないようにするには

引越し先を探す際、もしもどうしても家賃がダブる可能性があるのならば、新しく入居予定の物件を管理している不動産会社に相談をしてみるといいでしょう。
住んでいないところに余分なお金を払うのも勿体ないでしょうし、かといってそのために自分が求めている部屋を契約せずに済ますのはもったいない話です。
どうしてもという話ならば、現在住んでいる物件の解約日を新しく住むところの契約日にしてもらえるような相談をしてみてもいいでしょう。

賃貸の解約にはどうしても家賃の問題が付いて回ってきます。
少しでも家賃の支払いで損をしないためには、いつ引越しをするのかをしっかりと計画の中に入れておくことが大切です。
いつ出るかが分かっていれば退去の連絡も間違いなくできますし、余計な家賃も発生する心配は無くなります。
実際、先に期限を決めてしまうと焦ってしまい良い結果が出ないこともありますが、場所さえしっかり決まれば家賃の損が出るようなことはないでしょう。