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大型品・ペットなどの特殊な荷物の引越し方法

特殊な荷物について

どこの家庭にもあるタンスやソファー、テーブルや椅子などは普通の荷物として扱います。
しかしピアノ、ペット、観葉植物などは、特殊な荷物という扱いになるため、引越しの時にそのまま運んでもらえるとは限りません。
見積もりの時に運んでほしい荷物をリストアップしますが、この中に特殊な荷物が含まれると、引越し業者はそれを拒否する事が出来るのです。

これは標準引越運送約款で決まっている事なので、事前に確認が必要です。
ただし実際に拒否される事はなく、特殊な荷物として、一般の荷物と別扱いにするか、専用の業者に運んでもらうかのどちらかになります。
対応については、引越し業者により違います。

オプションの確認

引越し業者は基本的に特殊な荷物は、他の荷物とは一緒に運んでくれません。
ピアノ、ペット、観葉植物、骨董品など荷物を運ぶ時、細心の注意が必要となる荷物については専門の業者に別途依頼をするか、あるいは一般の引っ越し業者でつけられるオプションサービスを利用するかのどちらかになります。

ペットの場合は車がある人は、荷物とは別に車に乗せて移動すればいいのですが、車を持っていない場合はこれができません。
レンタカーを借りるという選択肢もありますが、ペット専用の引越し業者を探すか、ペット輸送の専門業者と提携している引越し業者を探しましょう。
ピアノや観葉植物も、専門業者があるので確認しておくと安心です。

万全の管理をしますが、ペットの場合は慣れない環境でのストレスもかなり大きくなります。
可能な限り飼い主さんが一緒に連れて移動する事をおすすめします。

骨董品については、専門業者に任せたほうが安心ですが、念のため傷害保険への加入もしておきましょう。
オプション利用や保険への加入は、追加料金が発生しますがその分安心です。

引越し業者でも運べない物

いくら引越し業者でも運べない荷物がある事も知っておきましょう。

現金、貴金属、通帳と印鑑など、貴重品に該当する物はトラブルになる可能性が高いため、自分で運ぶようにします。
もしこれらの貴重品を運んでほしいと願い出ても、断られる可能性がありますし、トラブルになった時も自己責任となる可能性があります。
自分で管理しておきましょう。

不衛生な物や他の荷物に何らかの損害を及ぼす可能性がある荷物は、引越し業者でも運べません。
火薬、灯油など危険物に該当する物も運べません。
中には人に見られたくない物もありますが、中身が確認できない荷物は運んでもらえない事が多いです。

荷物の中身を確認させて欲しいと言われた時、それを拒否すると運べない物として扱われる事があります。
どうしても見られたくないなら自分で運ぶしかありません。
荷物ならなんでもOKというわけではない事も覚えておきましょう。