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快適なベッドルームの作り方

眠る以外にも、リビングやダイニングのようにベッドルームを使ってる人は少なくありません。そんなベッドルームにおける、快適な環境づくりを始めてみませんか?

ここでは、インテリアの配置や照明などと観点から、快適なベッドルームの作り方を伝授します。

まずは配置から考えてみる

快適さを求めるのならば、まずはベッドの配置から考えるようにしましょう。

ベッドの配置でよく見られるのは、壁や窓際にピッタリとベッドサイドがくっついているというものです。たしかに壁とベッドを密着させれば部屋を広く使えるという利点こそ生まれますが、ベッドを動かすための空間を確保しにくくなる、ベッドメイキングがしにくくなるという欠点があるのです。更に、窓際にベッドを配置すると、壁の結露が起こる場合もありますし、身体も冷えてしまうことになるため、快適に眠ることを考えるのならばベッドの配置は十分に気を使いたいものです。

配置的に良いとされるのは、ベッドの両サイドと足元というようにスペースを3方向に空けることです。外気の影響を受けにくいのはもちろんですし、掃除もしやすいため、健康的な睡眠環境を作ることができます。家具の配置問題からどうしても壁際になるという場合、少なくとも10センチくらいは話すようにしましょう。こうすることで布団のずれを防止することができるのです。

お手本はホテルの客室

ベッドの配置を決めたら部屋全体のレイアウトに入ります。

この時に大切なのは、睡眠意外にどのような感じでベッドルームで過ごすかということです。ここでお勧めしたいのがホテルの客室をイメージしたベッドを中心にした部屋づくりというものです。

サイドテーブルを置けば便利に読書を楽しめますし、テレビ台をベッドの横に設置すれば寝ながらでもゆったり映画鑑賞を楽しむこともできます。ベッドの配置がしっかりとできていれば、ワンルームの部屋であっても十分に快適な暮らしをイメージしたレイアウトが可能です。

カーテンは遮光率をチェックしよう

ベッドルームに使用するカーテンは、生地の遮光率に着目しましょう。

例えば、遮光カーテンのように光をまったく通さないカーテンは、太陽の光を完全に遮断することができ、日光を避けて生活したい人には最適です。しかし光を完全に遮ってしまうと、朝か夜を感じにくくなってしまうため、体内リズムが崩れやすくなってしまうのです。そのため、ベッドルームに使用するカーテンは、日光をほどよく認識できる程度のものを選ぶのがベストです。

使用する柄や色は好みのものをチョイスできますが、ホテルルームを参考にした部屋作りを行う場合は、それに合わせてカーテンも洋風にしましょう。とくに海外からの輸入カーテンであれば、ホテルルームのような洋間に合わせやすいカーテンを探しやすくなります。

部屋は暗めの灯りで

眠る前の時間は暗めの空間で過ごすことによってゆっくりと眠るための準備ができるものです。リラックスした空間を作り出すために照明を使いこなすことはとても大切なことです。部屋全体の照明は、明るい部分と暗い部分を作り出すことが大切になります。

天井の蛍光灯は使わずに、ベッドの両サイドに白熱灯のスタンドを配置するだけでも、絶妙な明るさをキープできますから、リラックスできる空間を作り出すことができるのです。照明器具に関しては、向きを動かさずに変えられるものを使うことによって間接照明としてもすぐに使うことができます。部屋全体の明るさをチェックしながら、必要な部分があれば灯りを追加していくことで更にリラックスできる空間を作り上げることができるでしょう。