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土間の考え方

土間は現代も健在

古い日本家屋には、土間があることが少なくありませんでした。
土間とは、床がなく、土足で歩けるスペースのことです。
もちろん、家の中につくられているのですが、靴を脱がずに歩けることで、外のような感覚を感じることもできました。

一般的な現代の家で、土足で歩ける場所と言えば玄関くらいかもしれませんが、実は土間を設置した住宅もあります。
また、コンクリートやタイルなどでつくられており、土足ではありませんが、床の上と違った感覚で暮らせるスペースを設けている家もあります。

土間があるメリットとは

床がないので、足元がひんやりするのが特徴です。
夏は涼しく過ごせるので、そこに魅力を感じる方もいますが、ほかにも、お客様が家に上がりやすいいったメリットもあります。
外との段差がないので、ものを室内に運ぶときも楽です。
大きめのものも楽に移動させることができるので、寒い季節だけ外から中に起き場所を移すような方もいます。

また、広めの土間は、趣味のアイテムやアウトドア関係のアイテムなど、いろいろなものを収納しやすいといった良さもあります。
中には、自転車などを置いているような人もいるようです。
椅子とテーブルを置いてくつろぎのスペースにしたり、鉢植えなどを置いて楽しむのも良いでしょう。
ほかにも、さまざまな使い方ができますので、アイデア次第で家での時間をよりハッピーにすることができます。

土間は、家の中にいながら家の外にいるような雰囲気も魅力です。
外との隔たりを感じにくいので、外との一体感がある設計もできます。
それが、解放感を与えてくれたり、家の中を広く感じさせてくれたりします。

天気が悪い日に、土間で遊ぶこともできるので、お子さんがいる方にもぴったりだと言えそうです。
暑い日は、プールで遊ばせることもできそうです。

土間があることのデメリットとは

土間があると、涼しい半面季節によっては寒いと感じる場合もあります。
また、泥などの汚れが付きやすい傾向があるのもデメリットです。
そのため、こまめな掃除が必要になる場合もあります。
土間をつくると、その分床の面積が狭くなる場合もあるかもしれません。

このように、土間にはデメリットもあります。
良い面と良くない面を考えながら、納得できる物件を探すことをお勧めします。

土間がある快適な家

メリットがたくさんある土間ですが、気になる点もあります。
寒さ対策が必要になる場合があることも、その一つです。
こういったことを解決するために、窓ガラスにこだわってみたり、暖房を近くに設置したりして、感的な空間にしましょう。

土間がある場所と、家の中全体を温めることができる工夫をお勧めします。
こうすることで、土間をより快適に使用できるようになります。