軽トラやレンタカーを借りる際のポイント

自力で行う引越しの相場

一人暮らしの引越しなら、それほど荷物もないし、業者を使わず自力で済ませようと考える人も多いはずです。
ですが自分で行う一人暮らしの引越しは、本当に安く済むのでしょうか？
まずは自力での引越しにかかる費用の相場を確認しておきましょう。

自分で引越しをする場合、車がなければ軽トラなどレンタカーを借りる必要があります。
少ない荷物なら普通車でも十分ですが、大量にある場合は軽トラやトラックを借りることになります。
荷物の量によって借りるレンタカーのタイプが変わってきますので、それぞれの料金をチェックしましょう。

引越しで1日レンタルする場合の相場は、軽自動車・乗用車なら5,000円～1万円、ミニバン・ワゴンなら1万円～1万5,000円です。
軽トラックで8,000円程、1トントラックなら1万円程、2トントラックなら1万5,000円程となります。
ただし、レンタカーはオンシーズン・オフシーズンで料金が変動します。
繁忙期の場合は1～2割増となりますので目安にしてください。

レンタカー料金に加えて忘れてはならないのが、ガソリン代です。
基本的に使用した分だけガソリンを入れて返すのがルールとなり、移動に高速道路を使った場合は高速料金も引越し費用に計上しましょう。

軽トラやレンタカーに荷物を積む際のポイント

引越し業者なら、荷物運びのプロなので手際よく積み込み・積み下ろしができますが、自力となるとすべて自分でしなければいけません。
意外にやってしまいがちなのが、車内空間に詰め込めるだけ詰め込んでしまうことです。
後部座席やトランクに押し込んでしまうと、バックミラーが見れなくなり安全確認ができなくなります。

荷物がない状態で運転するのと、重い荷物を積んで運転するのでは、感覚がまったく異なります。
特に急ブレーキやカーブでは遠心力がかかり、荷物が崩れる危険性がありますので注意しましょう。
荷物が崩れないようにバランスよく積むことがポイントです。

また、車はレンタカーとなりますので、大きな家電や家具を運ぶ際、車体に傷をつけないよう慎重に運び入れる必要があります。
角があるものは大きな布や梱包資材で包むなど、養生をきちんとしておきましょう。

軽トラやレンタカーの運転時のポイント

乗用車の運転と、軽トラや1トントラックの運転は勝手が違います。
車の高さや長さも感覚が違ってくるため、車間距離やカーブの仕方、駐車の際は十分に気をつけましょう。
トラックは運転席が車の一番前にありますので、衝突したときの運転手へのリスクが高くなります。
背の高いものは風で煽られやすく、横転の原因になることもありますので、置き方に気をつけ、不要な物はできるだけ処分することをおススメします。