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水槽の引越しのコツ

水槽のある家での引っ越し

引っ越しというのはとても大変です。
家にある荷物をすべて運び出しますから荷造りも大変ですし引っ越し後の荷解きもかなりの苦労を強いられます。

特に水槽のある家での引っ越しはかなり難易度が高いです。
当日スムーズに水槽を運びだして移動するにはしっかりと準備が必要ですし、場合によっては専門業者への依頼を検討したほうが良いこともあります。

水槽を引っ越しで移動させるためにすべき準備

熱帯魚の水槽を引っ越しする際、移動中の水温管理や酸素の確保が大切です。
これができないと熱帯魚が傷ついたり命の危険にさらされたりします。
そこで前日までに綿密な準備が必要です。

本用ヒーターを使っている場合、引っ越しの一週間前から徐々に水温を常温に近付けて温度変化によるストレスへの対策をしていきます。
引っ越し前日にはエサ切りをしておくことが必要です。
エサ切りをすることで移動中に水槽内の水がフンで汚れないようにすることで水が清潔な状態で運べます。

また、移動時間によって携帯用の酸素スプレーや電池式のエアーポンプ、酸素を発生させる意志など酸素対策を考えることも大切です。
他にも魚を運ぶための発泡スチロールの箱やクーラーボックス、温度管理用の携帯回路や保冷材なども用意しておき不測しないよう十分シミュレーションをして少しい多めに確保をしておきます。

引っ越し当日の流れ

引っ越し当日は業者が荷物を運び出す前に熱帯魚の梱包を完了させておかなければならないので引っ越し業者の到着時刻までに熱帯魚を梱包しなければならないです。
梱包する際は、熱帯魚を1匹ずつ飼育している水とともにビニール袋に入れて水漏れしないよう二重にして酸素ガスを注入してから口を閉めます。
発砲スチロールの箱に熱帯魚を入れた袋を並べたら魚の準備は完成です。

砂やろ材などは魚のストレスを軽減するためにも水槽半分ほどの量の飼育水をポリタンクに入れて持って行きます。
砂はそのまま水槽にいれておいても良いのですが、水は完全に捨てておかないといけないです。
また、ろ材はバクテリアが死滅しないようにフィルター内の水を捨て器具を取り外した状態で梱包する必要があります。

引っ越し後のケア

引っ越しが終わったらすぐに水槽に水を入れ魚を放したいと思うものです。
しかし、まずは水槽をセッティングしてからでないと水槽に水が入り重たくなると運べなくなります。

そこで、水槽を設置して電気系統やコンセント位置の確認をして問題がなければ水を入れろ材や砂もセットしてしばらく空運転をしますが、殺菌灯などがついている場合には運転後30分してからスイッチを入れ、さらに30分待って水温が安定するまで待つことが必要です。
ここまで出来たら魚を戻し、魚の健康状態が確認出来たらエサを与えます。