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アパート1階に住むメリット・デメリット

アパート1階に住むメリット

アパートの1階と聞くと「防犯面が心配」という方も多いのではないでしょうか。
何かとマイナスイメージのある1階ですが、アパートの1階にはデメリットもあればメリットもたくさんあります。

例えば1階なら階段やエレベーターを使わず部屋まで行けるので、大きくて重い荷物でもえっこらと上へ運ぶ必要がありません。
引越し荷物の搬入の時間や労力も軽減され、効率的に荷物の移動を行うことができます。
また、集合住宅では騒音問題も深刻ですが、1階なら下の階がありませんので子どもがいてドタバタしても下の階に響く心配も無用です。
何より、1階は上層階に比べて家賃が安く、上の階にこだわりがない人にとっては好物件です。

地震で建物が揺れたときも、上層階へ行くほどよく揺れます。
ですが1階であれば建物の根幹となる部分なので、地震対策されていればあまり揺れないということも、地震大国日本において大きなメリットと言えるでしょう。

アパート1階に住むデメリット

アパートの1階は、道から入ったすぐの場所にあるため、やはり防犯面についてはデメリットと言えます。
洗濯物も外に干すと道路から丸見えになってしまうため、部屋干しにせざるをえないのはやや不便です。

また、日陰になりやすいため、外に干せたとしても洗濯物が乾きにくい、湿気が多いといったこともデメリットです。
日陰になり湿気が多いということは、冬場になると冷たい空気が1階に溜まりやすくなり、ジトッとした寒さを感じます。
さらに地面に一番近い位置になることから、虫が出没しやすいため、防虫剤や殺虫剤が欠かせません。

アパート1階で快適に住む方法

アパートの1階でも快適に住むには、デメリットを1つずつ解決すればよいのです。
まずは外から部屋の中が丸見えになってしまうことへの対策として、遮光カーテンなどぶ厚めのカーテンをつけて外界をシャットダウンしてしまう方法あります。
防犯面で不安があるなら、防犯センサーや防犯フィルムの利用もおススメです。

日当たりに関しては、窓側の正面に駐車場があるなど高い建物がない物件であれば、日陰になる割合も少なくて済みます。
湿気対策としてこまめな換気や湿気取りでかなり軽減されますし、虫対策には防虫剤を網戸にスプレーしておくだけでだいぶ違います。

アパートの1階は敬遠されがちですが、その分家賃が安いという大きなメリットがありますので、安さ重視の方にとってはこれ以上ない好物件です。
どうしても人気のエリアで暮らしたい、でも家賃が心配という方は、あえて1階を狙うという方法もおススメです。
デメリットに感じる点もいくつかありますが、ひとつ1つ対策を行うことで、アパートの1階でも快適に暮らしていくことができるでしょう。