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雨の日に引越しをする場合の注意点

キャンセル料がかかる前に連絡をする

引越しは、できれば晴れの日に決行したいと考えるものです。
ですが前もって予約をしますので、当日の天気は運を天にまかせる他ありません。
もしも予定日が悪天候で、その日の予約を取りやめたい、あるいは別の日に変更したいと思った場合、延期やキャンセルには応じてもらえるのでしょうか。

大型台風や暴風雨、嵐が来た場合は別ですが、基本的に引越し作業は雨が降ろうと台風が来ようと決行されます。
業者の方もプロなので、多少の雨くらいで作業に支障が出ることはありません。
それでも中には、「どうしてもキャンセルしたい!」という方もおられるでしょう。

結論から言えば、引越しの予約はキャンセル可能です。
ただし、国土交通省が定めた規約により、当日なら50%、前日なら30%、前々日なら20%のキャンセル料がかかります。
つまり、それより前の引越し予定日より3日前までに連絡すれば、キャンセル料を負担せずにキャンセルが可能というわけです。
キャンセルの可能性がある場合には、週間天気予報をこまめにチェックし、3日前までに引越し業者に連絡するようにしましょう。

荷物の中身を丁寧に梱包

雨の日に引越しをするときは、梱包の際に防水対策をしておくと安心です。
段ボールは紙製なので、雨水が中まで染み込んでくる可能性があります。

特に本や雑誌類は、雨で濡れてしまうと程度によっては二度と元には戻りません。
濡らしたくない大切な物は、ビニール袋などで丁寧に梱包してから段ボールに詰め込むようにしましょう。
家電やパソコン機器も水に弱いため、雨の日にはかならずパーツごとに防水対策をしておくことをおススメします。
他にも、コードや充電器、ドライヤー、食べ物では小麦粉など粉もののような水に弱いものを中心に、ビニール袋で包んでおくと安心です。

まれに段ボール毎にビニール袋をかける人がいますが、これでは段ボールが滑って安定しませんのでかえって危険です。
段ボールそのものは引越し後に処分するものなので、中身の安全を第一に対策をしておきましょう。

梱包グッズの使用

雨の日にかぎらず、引越し時の梱包には梱包グッズを利用しましょう。
新聞紙でも梱包することはできますが、衝撃や摩擦に弱いアイテムを梱包する場合は梱包グッズがおススメです。
特に気泡緩衝材はクッション性が高く、食器やグラス、精密機械などを包むときに重宝します。

気泡緩衝材とは、いわゆる「プチプチ」のことです。
ビニール素材でできていますので、雨の日の防水対策にも十分対応してくれます。
ホームセンターや大型スーパーなどで安く売られていますので、ガムテープなどとともに、引越し準備に揃えておきましょう。