1. >
  2. >
  3. シェアハウスのメリット・デメリット

シェアハウスのメリット・デメリット

シェアハウスとは?

近ごろ、「シェアハウス」という言葉をよく耳にするようになりました。
シェアハウスというのは、一軒の家やマンションで他の住民と共同生活を送る暮らし方のことを言います。
欧米ではかなり以前から普及しており、日本でもライフスタイルの変化に伴ってシェアハウスを選択する人が増えてきています。

シェアハウスでは、キッチンやリビング、バスルーム、トイレなどといった個室以外の共用部を何人かでシェアして住みます。
規模的には4〜5人の小規模なものから、数十人、あるいは100人前後の人が共同で住む大規模なものもあります。
管理会社は入居者の募集を行い、建物の管理や運営を担当しています。

シェアハウスの中には女性専用の物件や、シニア専用の物件などもあり、それぞれのニーズに合わせた家造りがなされています。
特に女性向けの物件ではセキュリティが完備され、パウダールームに広いスペースが取られているなどの工夫が施されています。

シェアハウスのメリット

シェアハウスの大きなメリットは、一人暮らしよりも居住費が安く上がることにあります。
敷金や礼金、仲介手数料を払わなくていい物件なども多いため、引っ越しにかかる初期費用をかなり抑えることができます。
光熱費も一人暮らしと比べればはるかに安く、住居にかかるお金を趣味や貯金に回すことができます。

キッチンやリビングなどの共用部に、必要な家具や家電がすべて揃っているのもシェアハウスのメリットです。
冷蔵庫や電子レンジなどはもちろんのこと、フライパンやお皿にいたるまで、自分で購入する必要がありません。

シェアハウスの住民同士で交友関係を作れるのもメリットのひとつです。
出身地も性別も年代も異なる人たちと共同生活を送る中で、さまざまなことを学んだりシェアしたりすることができます。

シェアハウスのデメリット

シェアハウスでは、職種のまったく違う人たちが一緒に住んでいるわけですから、生活時間などの面で合わず、ストレスになってしまうリスクもないわけではありません。
キッチンひとつとっても、後片付けの仕方や掃除の仕方にくい違いがあれば、それだけでストレスになってしまう可能性もあります。

また、プライバシーを確保するという点でもやや難点があるのがシェアハウスの特徴です。
個室内ではプライバシーを維持することができても、キッチンやリビングでは他の住民とのコミュニケーションも必要ですし、自分の好き勝手な時間に調理したりシャワーを浴びたりするわけにもいきません。

お互いに他の住民の生活リズムを尊重し、譲り合いの精神を持っていなければなかなか暮らしにくいと感じられるかもしれません。
プライバシーをできるだけ保ちたい人には小規模のシェアハウスがおすすめです。