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駐車場は子どもの遊び場ではない

駐車場では子どもを遊ばせないのが鉄則

アパートやマンションの中には駐車場が付帯しているところも多く、自家用車で通勤・通学をしている人にとっては大変便利です。
とはいえ、駐車場も共用部分のひとつですから、マナーを守って使用しなければなりません。

特に子どものいる家庭では、駐車場で遊ぶことに関しては十分に気を付けなければなりません。
都心部では子どもの遊び場というのは少なくなってきており、十分なスペースを確保できないケースがほとんどです。
そうなると、比較的スペースのある駐車場を遊び場に選んでしまう子どもも多いのですが、駐車場はあくまでも車を停める場所であって、子どもが遊ぶためには作られていません。
特に保護者が昼間に仕事をしていると、子どもが駐車場で遊んでいても監視の目が届きませんので、より注意が必要になってきます。

子どもがクルマを傷つけてしまったら

子どもが駐車場で遊んでいて、トラブルになることが多いのが、駐車してある車を傷つけてしまうというケースです。
たとえ小さな擦り傷程度でも、中には高額の修理金額を請求してくる人もいます。
まずは菓子折りなどを持って車の持ち主にあいさつに行き、お詫びの気持ちを伝えましょう。
修理が必要な場合でも、必要以上の修理金額を払う必要はありませんので、子どもが傷をつけた車の部分の写真を撮っておくことも必要かもしれません。

万が一、車の持ち主との話がこじれてしまった場合には、大家さんや管理会社の人など第三者に間に入ってもらうようにしましょう。
また今後も同様のことが起こらないようにするためにも、駐車場では子どもが遊ばないように、子供がいる家庭同士で厳重に注意する体制も必要になってきます。
他の家庭の子どもが遊んでいるのを見た時も見逃さずに注意をしておかないと、他の子どもが車に傷をつけた場合、自分の子どもに責任をなす付けられる心配さえあります。

事故にも注意

駐車場で子どもが遊ぶことのもうひとつの弊害としては、事故の心配があります。
子どもは背が低く、車からは見えにくいこともありますし、ボールなどで遊んでいると思わぬ素早い動きで発進しかけている車に轢かれてしまうリスクも十分にありえます。
また、駐車場の多くは路面に面していますので、急に車両に飛び出して事故に遭う可能性もゼロとは言えません。

子どもが事故にあってしまえば、損害賠償どころの問題ではなく命にも関わってきますので、厳重な注意をしなければなりません。
集合住宅というのはライフスタイルや考え方の全く違う人たちが共同で生活をしている場所ですので、どんな微細なマナーでもよく守っていかないと、快適な生活が送れません。
ちょっとでも気になることがあったら、大家さんなどに相談しよく話し合いをすることが大切でしょう。