初めて一人暮らしにするための引っ越し

大学進学や就職し社会人になるときなどに、初めて一人暮らしを経験する人が多いと思います。
こうした人生の分岐点に一人暮らしをするタイミングがやってきます。
憧れを持っている人もいれば、実家から離れることに不安になる方もいると思いますが、一人暮らしの際には、引っ越しの注意点をおさえておきたいところ。
それには、引っ越しの手順のコツや、どんなところを選べばいいかなど役立つ情報を紹介していきます。
未成年が一人暮らしをするには
高校卒業後、大学に進学するときの年齢は17~18歳で未成年です。
ちなみに現在の婚姻制度では、男性は18歳、女性は16歳で結婚できますが、結婚している場合と社会人として働いている場合は、二十歳以下の年齢であっても成人扱いとなります。
地元を離れた学校に通う場合、学校などが用意している寮に入居して共同生活をする場合もありますが、大抵は一人暮らしをすることになるでしょう。
そうした未成年が部屋を借りる際は、通常親の同意が必要となります。
両親が他界している場合は祖父母等親戚が親の代わりとなることもあります。
これは、毎月の家賃の支払い能力があるかどうかを判断するための審査として親の同意を重要視していますが、収入が安定していることを証明する人が契約をすれば、未成年でも一人暮らしが可能です。
学生企業家である程度事業を成功している人なら別ですが、そんな方はまれでしょう。
おおむね、アルバイトをして収入を得ながら、親の仕送りも合わせて生活する学生がほとんどです。
学生が一人暮らしをするなら学生マンションがおすすめ
大学が実家から離れて入学する学生に、寮を用意してくれている学校もあります。
家賃も安く、寮の管理人がいるため、親御さんも安心して送り出すことができます。
しかし一人暮らしをする学生には、学生マンションをおすすめします。
学生マンションのメリット
学生マンションとは、大学から近いことはもちろん、設備等も充実しているところが多いです。
入居したらインターネット回線がすぐ使えるようになっていたり、家具や家電もついていたりと、引っ越しの準備もかなり楽になります。
手間もお金もカットできるので経済的負担が軽くなります。
さらに、セキュリティーレベルが高かったり、女性だけの学生マンションもあったり、食事付き物件もあったりと、親御さんの安心もひとしお。
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学生マンションは上京する学生だけ利用すると思っている方もいるかもしれませんがそうではありません。
上記のように地方の大学にも学生マンションは存在していますので、各大学に付随した学生マンションを探してみてはいかがでしょうか。
学生マンションは友人ができやすい
学生専用なので、学生の割合も多いし、学部では会えないような友人ができるというメリットもあります。
私の経験では、試験勉強のとき一緒に勉強したり、分からないことを教えたり教わったりして、切磋琢磨できる仲間がいることでより学生時代を有意義な時間にしてくれました。
物件によっては複数の大学の学生が集まっているところもあり、大学の垣根を越えて交友関係を広げられるのもメリットですね。
生活内のトラブルに対応
- いきなり水が出なくなった
- シャワーが壊れた
- ガス漏れしている
学生なら1人でどう対処していいかわからず、頭が真っ白になることってあると思います。
そんなときは管理人がいたり、メンテナンスサービスを利用できたりします。
さらに、近隣住民とのトラブルや上下階などのもめごとにも対応してくれるので、心強いでしょう。
初めて一人暮らしにするための引っ越しの準備
初めて引越しする際には作業中にいろいろ困ったことが出てくるものです。
荷造りのコツ
たとえば、事前に予想していたよりたくさんの物があって、段ボールやテープなどの梱包材が足りなくなってしまうということです。
時間に余裕があれば、お店を回って段ボールをもらいに行ったり買ったりすることができますが、引っ越し数日前で時間がないという時に、こうした事態が生じると大変です。
こうした事態を避けるためにも、前もって段ボールを多めに確保しておき、余ったら廃品回収に出すというくらいの気持ちでいると良いでしょう。
また、作業をしていると、どうしても物が散乱してしまって、当座の生活をするためのスペースが取れなくなってしまうという問題もあります。
これを避けるためには、事前に一つの部屋を『荷物集積所』として決めて、そこに梱包した荷物を積んでいくようにするのが効果的です。
物を処分するコツ
引越し作業をしていると、新居に持って行くかどうか迷うものがたくさん出てくるものです。
あったら役に立ちそうだけど、とりあえずは使っていないというものに関しては、処分すべきか持って行くか悩んでしまいます。
そのような場合、特に思い出の品というのであれば別ですが、少なくても半年間以上使っていないものであれば、新居に行っても使わない可能性大きいので、思い切って処分するようにしましょう。
また、電化製品などの処分をどうしたらいいか分からないということもあります。
廃品回収する場合は冷蔵庫やテレビ、パソコンなどはリサイクル対象製品となりますので、各都道府県の所定の手続きを踏んで正しく処分する必要があります。
リサイクル品として買い取ってもらうならネットで確認したり、引っ越し業者に聞いたりしてみるとよいでしょう。
参考:トレファク【トレジャーファクトリー】公式サイト 総合リサイクルショップ|家具・家電の買取・販売
小物類を梱包するコツ
引っ越し先に家具などが備え付けてある場合、大物の移動はあまりないかもしれません。
しかし意外に大変なのは小物類の梱包と整理です。
小物類はスペースと重さこそ取りませんが、量や種類が多いので、分類して詰めていくのに思いのほか時間がかかるからです。
電化製品のケーブルなどはしっかりと分かるように詰めていかないと、後々どこに行ったか分からなくなってしまうことが多いので、できるだけ似たものをまとめて梱包するようにしましょう。
また、ハサミやカッターなど、引っ越し先で一番初めに使う道具はまとめておいたり、上の方に詰めるようにして、新居で見つけやすい状態で梱包しましょう。